故郷について

木の葉

2012年03月02日 02:54

東京は今日も揺れてた。
気のせいかと思い、電気のヒモを見る。
やっぱり揺れてる。

私は色々な国で住んだり引っ越しが多く、また仕事でも出張が多い人生でした。
そんな人生を沖縄の友人は羨ましいという。
私はひとつの場所にずっと居て、
子供からの知り合いの人達に囲まれた生活、
朝の七時から近所の人が尋ねてくるような家、
食卓は大家族で食べるそんな家で育ちたかった。
その生活をしている生粋の沖縄の友人はそんなもの大した事ないと言う。
お互いにないものねだりだ。
それに誰かが故郷に帰ってくるための家は家族には必要なんだ。
友達はそれを担っている。友達は自分の偉大さに気がついていない。

沖縄を離れて改めて沖縄の良さに気がつく。人の心が暖かい。奥深く暖かい。
沖縄の人は故郷はどこですか?と聞かれるとすぐ沖縄と答えるだろう。
私は引っ越しが多いので故郷と言われてもどこかわからないのです。
生まれた場所はあくまで生まれた病院だけ。
毎日同じ人に「おはよう」と言える、
そんな生活は本当は一番の幸せかもしれないt思う。

いつか沖縄に帰れる日のために、私はこの思いをたまーに綴って行く。
LOVE 宜野湾!宜野湾大好き!
こうやって思いを綴るといつかは沖縄へ戻れる縁がくる気がする。
縁とういのはあるものだと思う。
自分に関わる人は最初から決まっていて、同じ輪の中で交差してる気がする。
だから出会う人には不義理をしてはいけない。
不思議なものだ、私は出会うべき人には必ず以前に出会っている気がする。
上司になった人達は、昔、住んでいた外国で同じ時期に同じ通りに住んでいた。
そのような出来事に数回遭遇した。
隣の席の人は外国で同じ時期で徒歩5分のところに住んでいた。
友人が帰省して外国にいるお兄さんのアルバムを見ていたら、
なんと私が写っていたこともあった。
その兄弟とはまったく別の国々で別のルートで知り合っていた。
私のまわりはそんな話しだらけだ。
それも世界をまたがって。
狭い日本だけでなく、世界は意外と狭いもので、
だからどんな人にも誠実でいなければいけないと思う。

私はもう一度、大好きな宜野湾に戻れるのでしょうか。
今は今すべき事に全力でがんばらなければいけないけど。